保育園の栄養士&保育士が教える!!乳幼児食指導コンテンツ🌷

毎日育児に奮闘するお母さんへ伝えたい。今のお子さんの心と体の発達を理解し、お子さんに合ったミルクや食のあり方を知ることで、いつもの育児に自信が持てるようになる。そして、育児に余裕が生まれ、お母さんとお子さんの笑顔が増える。そんなコンテンツをお伝えしていきます😌☘️

最近、お腹がぽっこり、、していませんか?

今回は、1〜5歳、年齢問わずによくある悩み

についてです!

 

 

 

🤦🏻‍♀️ご飯を丸のみしてしまう、

噛んでも飲み込めずに

口の中にため込んでしまう、出してしまう、、

 

 

これは、噛み噛み、ごっくん、いわゆる

咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)が苦手!

というお子さまに多いです

 

前回、食べるのが早いについて

お話しをした時に原因として

あげませんでしたが、

 

噛むことが苦手だから、水やお茶で

流し込んで丸のみしているという

 

これからお話しする内容が原因の場合

もあります!

 

 

では、上手に、かみかみごっくんが

出来ないと何が悪いのか?

 

まず消化器官に負担がかかります

特に器官がまだ未発達な乳幼児さんは

要注意です😭

 

幼児肥満のリスクも上がりますし

直近で、わかりやすく体に不調が出る

ことはほぼないですが、

 

将来的に、顎の力が付かず

噛まずに飲み込む癖がついてしまい

 

血糖値の上昇による糖尿病

満腹になりづらいため肥満などの

生活習慣病リスクが上がって

しまいます😭

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0.1歳に多いですが

お腹がぽっこりしている

そんな子を見たことがありませんか?

 

0歳はやはり器官が小さい体に

収まっているのでお腹が

出ているのが普通ですが、

 

1歳を越えて、身長も伸びてきたけど

お腹がぽっこりしているのが

気になる、、場合は

ご飯をあまり噛まずに飲み込んでいる

かもしれませんね🙄

 

 

かみかみごっくんがが上手に

出来るようになれば、

将来的な生活習慣病リスクを

減らすことが出来る上に

 

大人と同じ硬さの食事を

一緒に楽しむことが出来るように

なりますので、

特に外食の時にパパママの負担も

減らせます

 

また、噛めないから、飲み込めない、、

ということがなくなりますので

食べ物の残しも減りますし、

何より大人と同じペースで

食事を楽しめます

 

味覚も育つため、お子さんもより食事が

楽しくなります

 

 

また、噛むことは唾液がよく分泌される

ということですので、

虫歯の予防にもなりますし

 

噛むことで脳が活性化されたり、

 

顎の筋肉がつくので言葉の発音が

よくなる、

表情筋が豊かになる、、

 

とにかく良いことだらけですね!

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では、実際に噛む力をつけるための方法を

見ていきましょう!

 

 

 

結論から言いますと、

噛む力をつけるべき時期である

乳幼児期に、

柔らかく、小さめのものを

食べている

 

これが1番の原因です

 

 

特に最近は冷凍食品やレトルト食品、

缶詰などの調理済み食品

便利なことにスーパーによく

陳列されていますので

 

それらの食品を食べる機会が

増えていることが噛む力を

つけられない大きな原因といえます🦠🦠

 

 

市販の離乳食もこれに当てはまります

実際に食べてみるとよく分かるのですが

かなり、柔らかいです

 

 

初期中期食のお子さまはまだ良いですが

中期後半頃からは

とても噛む力がつけられない

ので

使う頻度を減らしたほうが良さそうです😭😭

 

 

でも、毎日1から調理している余裕がない、、

 

そうですよね

 

大丈夫です!

調理済み食品は1品や2品にして

全て調理済み食品にしないことから

始めていきましょう!

 

 

まず、噛む力をつけるためには

形のあるものを噛みとる

一口量を覚える

汁物で流し込まない

この3つを意識していきましょう

 

 

そのために1番良い方法は

大人が噛んでいる姿を

見せること

です

 

 

口の中で噛むこと、一口かじって

かみかみすることを繰り返し

食事の中で伝えていきましょう☝️🔅

 

 

パパママは先に急いで食べて、

家事や仕事をしている、

 

そんな様子をお子さんが見ていたら、

それを真似して

お子さんも早食いになってしまいます

 

食事の時間はゆっくり確保し

焦らさないで、一緒に食べる

休みの日だけでも良いので出来ると

よいですね!😌❣️

 

 

具体的な、調理法ですが

 

ごぼうやレンコン、きのこ、海藻など

繊維の多い食材を積極的に

取り入れる

 

・野菜は火を通し過ぎない

 

・肉や魚は厚みのあるものを使用

する

 

・スティック野菜やスティックパン、

スティック果物(りんごは皮付きでも

よいですね)など

かじりとれるメニュー

取り入れる

 

 

があげられます、

特にスティク野菜は後期、完了食の

お子さんには手掴みでも食べられるので

おすすめです!

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3歳以上になったら、繊維質の食材を取り入れたり、りんごを皮付きで出したり

すると、噛む力がつけられて良いです!

 

 

出来そうなものから

取り入れてみてください!

具体的なレシピを後日紹介できたら

と思います🐥🔅

 

 

まとめると、冷凍食品や

レトルト食品の

使用頻度を減らす

 

噛んで食べられる繊維質の

食材を取り入れ、

切り方を大きめにするです!

 

 

 

始めは少し大変かもしれませんが、

お子さんの将来の健康と、

 

今後のパパママの食事準備の

負担を軽減するためにも、

 

乳幼児の大切な時期に、かみかみごっくん

の練習を進めていきましょう!

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今日はここまでです

最後まで読んで頂きありがとうございました

🧸🌱