保育園の栄養士&保育士が教える!!乳幼児食指導コンテンツ🌷

毎日育児に奮闘するお母さんへ伝えたい。今のお子さんの心と体の発達を理解し、お子さんに合ったミルクや食のあり方を知ることで、いつもの育児に自信が持てるようになる。そして、育児に余裕が生まれ、お母さんとお子さんの笑顔が増える。そんなコンテンツをお伝えしていきます😌☘️

ごはんのあげ方のポイント!

こんばんは、前回は、離乳食の作り方について

でしたが、今回は

そんな離乳のあげ方についてお話ししていきます!

 

 

これも、発達とともにお話ししていきますね!

 

🐣初期食☞

下唇の中央にスプーンをのせ、

唇が閉じたらスプーンを抜きます。

 

この時、舌で食べ物を押し出したら、

舌挺出反射といって、乳児の本能的な反射反応によるものかもしれません、

この場合は、まだ離乳食開始が早い

といえます

 

※しかし、初めての食べ物はどうしても抵抗があり、上記のような反射ではないけど

舌で押し出してしまう、

ということも多々ありますので、

 

お子さまが食べ物に興味を示す様子があるのであれば離乳食開始の目安になります☀️☀️

 

 

赤ちゃんにとっては、全てが初めてなので

初め、スプーンには警戒します。🦠

 

スプーンが唇や舌に触れる感覚にも

なかなか慣れないといったこともありますし

 

食べ物もなかなか上手く飲み込めないものですので、1さじずつ何度か口に入れてみて、スプーンに慣れ、

食べ物の味や食感を体験させていきましょう🥣❣️

 

 


🐣中期食☞

このころから、少しずつ自分で食べようとする様子も見られていきますので、

手が届くテーブルと、少し前傾で座れるように椅子の位置を調整するようにしましょう👶🏻🐾

 


後期に近づくにつれて、

手掴みが盛んになっていきますので、

 

この時に汚れるのをためらい

無理に食事介助をしてしまうと、

 

今後のスプーンでご飯を食べるといった動作に繋がりませんので、出来るだけ手掴み食べをさせてあげましょう☝️🌟

 

 

※集中力が切れてしまい、食べ物で遊び出してしまった場合は、ご飯を終わりにするか

手掴みを終わらせて、介助にするなど

めりはりをつけていきましょう☀️

 

 


🐥🐾後期食☞

この時期は手掴み食べが中心

になります、👶🏻💫💫

一口量を知り、食べ物と自分の口との距離感を学ぶことにつながるので

 

 

必要な量だけを

手掴みで口の中に入れ、

入れ切れなかった分を手で持っているかお皿に戻す、といったことが出来るようになったら

スプーンを使えるようになってきます🥄✨

 

 


また、動きも活発になっていきますので

転倒防止のため、床に足がしっかりついているかも確認して下さい🐢🐾

 

 

 


※中期後期共に、

大人がスプーンでご飯をあげるときは、

水平に唇の中央にスプーンを入れましょう、🥄

 

「あーん」の声かけで

こどもの目線の上からスプーンをのばすと、

こどもは必要以上に

大きな口を開けてしまい舌の奥に

スプーンが入り危険です!🦠

 

食べ物を口の中で潰したり

歯茎で噛むという

ことがしにくくもなります😭

 

 

 

 

これらのご飯のあげ方の流れから分かるように

中後期から、徐々に自らの意欲で

手掴み食べをするようになります🥄❣️

 

 

この時に大人がスプーンで与えることを

し過ぎてしまい、お子さんの手掴み食べを

抑えてしまうと、

 

今後のスプーンを使って食べるという動作への発達の妨げ

になります🦠😂

 

ですので、「ご飯のあげ方について」を

今日のテーマとしましたが、「あげ方」

というよりは、

食べることへの自立の見守り」といった方が正しいかもしれません🐾

 

 

沢山お話ししてしまいましたが、

大切なのは、お子さまの意欲を尊重すること

自ら食べようとする気持ちを応援してあげることです👶🏻💫

 

まだまだ、1人で最後まで食べきるといったことは難しくもあり、だんだん汚れていく机に

ついつい手を出したくなってしまうかもしれませんが、、

「手を焼きすぎない」何でもやらせてみる!

これが、ポイントとなります☝️❣️

 

その上で、遊び食べや、丸のみ、

ムラ食いなどのトラブルが出てきたら

 

その時こそは、声をかけ、

場合によっては少し補助に入り食べ進めていけるとよいですね🌱

 

 

余裕のある休日だけでも良いので、

ゆっくりお子さまと食事の時間を確保してみてくださいね🌟

 

 

 

 

 

 

 

では、今日はここまでにします!

最後まで読んで頂きありがとうございました🐣❣️