保育園の栄養士&保育士が教える!!乳幼児食指導コンテンツ🌷

毎日育児に奮闘するお母さんへ伝えたい。今のお子さんの心と体の発達を理解し、お子さんに合ったミルクや食のあり方を知ることで、いつもの育児に自信が持てるようになる。そして、育児に余裕が生まれ、お母さんとお子さんの笑顔が増える。そんなコンテンツをお伝えしていきます😌☘️

なぜ、乳幼児期なの?保育園なの?

 

前回は食と共に生きることで、毎日を楽しく、そして健康な身体をつくるために乳幼児の頃から正しい食習慣の形成が必要だというお話でした!🐾

今回は、なぜ乳幼児期なのか?学童期や思春期(小.中学校)では遅いのか?

私が保育園で働く理由も含めお話していきたいと思います🙌🏻

(ここでも、私の体験が➀になっていますので具体的な乳幼児期のポイントだけ知りたい!という方は➁からどうぞ!)

 

栄養教諭の実習を通して

私は始め、単純に小さい子供が好きだから、なんとなく

保育園で栄養士が出来たらいいなと思って大学に

入りました。🐥🐥🌷

 

でも、栄養教諭の勉強をしていく中で、

出来るだけ乳幼児期に正しい食生活を送り、正しい食習慣を身につけることで、大人になってからの健康でいられるか否かが変わってくると知ります。🌱

そこで初めて、ただただ「可愛い乳幼児の子供達にご飯を作りたい」という思いから、ご飯を作るだけではなく、「乳幼児期の子供達の健康な身体の基礎を作りたい」

明確な目的が出来たんです。🐾

 

実際に、教育実習で小学校5年生に栄養の授業を

しました。そこで感じたことですが、

小学校5年生で既に食に対する姿勢は

出来上がっていたんです。🙊💦

食に興味がある、毎日給食の時間を楽しみにしている子は自ずと私の栄養の授業をキラキラした目で聞いてくれ

ました。💫💫

でも、毎日給食のご飯が食べきれない、苦手なものばかりで苦痛でしかない、そんな子は私の授業も楽しくないのか、いくら声をかけてもあまり興味を示してはくれませんでした、、、。

 

給食の時間の子供達の姿を見るのが1番よく分かります。食に貪欲な子は食にも興味があり、そうじゃない子はそもそも食に興味がないので授業なんて右から左です、、🍂

 

給食の時間に各学年の子供達を見て回りましたが、学年が上がるにつれて食べる子と食べられない子の差がはっきりしていくように感じました。🌛🌜

1年生は、食が細く小学校の給食時間中に食べきれないという子は何人かいましたが、全く「食べることが苦手だ!」という様子の子はいなく、小学校の給食の雰囲気や新しい給食のメニューに目を輝かせている、そんな子が多かったように感じます。

 

悪魔で私が限られた実習期間の中で感じたことですが、

目まぐるしく身体も心も成長する学童期はそれだけ食に

対する好みや姿勢が変わっていくものです。💫💫

 

だからこそその時期に1人1人の食のあり方を見つめ、

声をかけてあげたいですが、

残念ながら栄養教諭といっても担任のように毎日授業は

出来ません。給食前に少しお話をしたり、総合の時間を

使ってたまに栄養の授業が出来るレベルです、、、😰

そりゃあそうですよね、それよりも必須な5科目の授業や、もろもろ学習指導要領に沿った単元をこなして

いかなくてはならないですから、、そんな担任に栄養の授業までお願いするのもなかなか限界があります、、

 

保育園のようにクッキングや野菜の栽培などゆっくり食育が出来る機会はほとんどないのです、、😰

ましてや限られた給食の時間で、栄養士は何百人もいる

児童1人1人に声をかけたり食の指導は到底出来ません。

 

給食が苦手で食に興味がない子をなんとかする

ことが小学校ではなかなか出来ないのです、、

 

なので!!やっぱり食育は小学生からではなく、

保育園からしていくべきなのだと

栄養教諭の実習や授業で私は強く感じました。🤔🌬

 

 

➁実際に働き出してから

 

そして、実際に保育園で栄養士として働き始めて、

乳幼児の子供の発育.発達についても勉強を始めました。

そこで明確に分かったことがあります。

味覚の形成  🥕🥦

咀嚼機能の発達    🍼→🍙

生活リズムの形成

人との関わりの拡大

食べ方や食具の使い方の形成🍴🥢

*食べ物の育ちへの関心

これらは何と全て乳幼児期に確立

       されるのです!!👶🏻💥

☟ ☟ ☟

そしてこれらのスキルを基に学童期や思春期の

体力.運動機能の向上

生活習慣の形成

*食べ物の自己選択

食事マナーの獲得

*食料生産.流通への理解

が確立されていきます

 

特に、生活習慣の形成と食べ物の自己選択

これは大人になってからもかなり生きてきます!🏃🏽‍♂️🏃‍♀️🌬

前回お話した、

健康な大人になるための基盤となる🐾

基本的なスキルです。

 

 

つまり!!ただ、小学生は毎日の授業で忙しくて栄養指導や、食育が出来ないから保育園からそれを行う!

のではなく、

きちんとした発育.発達段階の特徴があり、それに見合った栄養指導や食育をしていくべき時期が、ずばり乳幼児期なのです!!

 

 

「うまくしゃべれないし、話してることもなかなか

通じないし、、、」といって、なんとなくご飯を用意し、

毎日の食事をただこなしているだけになっていませんか??

そんな話も通じにくい乳幼児期だからこそ、伸びしろがあり、とってもとっても大切食育の時期なのです!!

 

 

 

お分かり頂けたでしょうか、、、??

実際に保育園で働きだして、4年目に入りますが、確実にわかっていることが1つあります。

 

ただ乳幼児期の子供達に私たちの思いのもと、ご飯を

作り、食育をする、

一方的な食の押し付けでは意味がありません。

 

 

次回はそのことについて書いていけたらと思います!🐾

最後まで読んで頂きありがとうございました🐥🌷