保育園の栄養士&保育士が教える!!乳幼児食指導コンテンツ🌷

毎日育児に奮闘するお母さんへ伝えたい。今のお子さんの心と体の発達を理解し、お子さんに合ったミルクや食のあり方を知ることで、いつもの育児に自信が持てるようになる。そして、育児に余裕が生まれ、お母さんとお子さんの笑顔が増える。そんなコンテンツをお伝えしていきます😌☘️

一方的にならないためには、、?

今日は、より具体的に私の保育園での経験を踏まえながらお話ししていきたいと思います👏🏻

前回は、幼児期の発育.発達がめまぐるしい時期だからこそ食育の働きかけが活きてくるというお話しをさせて頂きました🌟

 

おさらいをしますと

*味覚の形成  🥕🥦

*咀嚼機能の発達    🍼→🍙

*生活リズムの形成

*人との関わりの拡大

*食べ方や食具の使い方の形成🍴🥢

*食べ物の育ちへの関心

これらは全て乳幼児期に確立し

☟ ☟ ☟

これを基に学童期や思春期の

*体力.運動機能の向上

*生活習慣の形成

*食べ物の自己選択

*食事マナーの獲得

*食料生産.流通への理解

が確立。特に、

*生活習慣の形成と食べ物の自己選択は大人になってから生きくる!

 

ということでした。

そして、大切なことは、

一方的なものにならない

こと!!

 

食育といっても、まずは食べることを覚えていくことから始まります。

ですのでまずは食べ進めていくにあたってのお話です、🌱

 

レシピ本や育児本が数多く出版され、

検索すればいくらでも離乳食や幼児食の

ポイントは出てきますが、、

その通りに作ったから、

お子さんが食べてくれるとは

限りません😂😂

   ☟☟☟☟☟

★お子さんの咀嚼機能がどこまで

進んでいるのかを知る必要があります!

今日は1番発育スピードが早い0歳のお話を

メインにお伝えしていきます!

 

〜0歳〜

🐣ごっくん期(1回食:初期食)

    口腔機能     ☞下の前歯が生え始める

    発育    ☞腰を支えると少し座れる

    食べ方   ☞唇を閉じて舌の前後運動

で飲み込む

ご飯の形態   ☞ペースト状、ポタージュ状

    

🐣もぐもぐ(2回食:中期食)

     口腔機能    ☞下の前歯が生えそろう

     発育   ☞寝返りができる、ものを掴める

     食べ方  ☞舌と上あごで食べ物を押しつぶして食べれる

     ご飯の形態  ☞絹豆腐くらい

 

🐥かみかみ期(3回食:後期食)

     口腔機能   ☞舌が左右に動かせる

      発育   ☞はいはいやつかまり立ちをする

食べ方  ☞少し硬いものでもはぐきで

すりつぶせる、手掴み食べを

する

      ご飯の形態    ☞バナナくらい

 

🐥ぱくぱく期(完了食)

      口腔機能    ☞奥歯が生え始める

      発育   ☞ものを掴んで持ち上げられる、階段をよじ登る

    食べ方   ☞はぐきで噛みつぶせる

      ご飯の形態    ☞肉団子くらい

※はぐきでたべられるか大人が食べて確認してみましょう!

 

初期食から完了食までの段階の上げ方のめやすはこんな感じになります!

育児本と同じやん!って思われたかた、、

よく見ると、、、?

育児本では食べ方や食べ物の硬さの目安はよく

載っていますが、発育や口腔機能の

進み具合はなかなか載っていないものが

多いかと思います!

 

これにプラスして、お子さんの気持ちや体調に合わせて興味を示すとき、

食べたいという意欲がある時

少しずつ段階を上げて進めていくこと!

何よりもお子さまのペースで進めることが

最も大切になります!

 

これが冒頭でもお話しした、一方的にならないことの答えになります😳❣️

 

といっても、なかなか「うちの子は何を考えているのかわからない、、」❓❓

そんな方もいるのではないでしょうか?

そんな時は、前歯の生えぐあいや、

舌の動きをみて、大丈夫そうであれば

興味を示しているか分からなくても、体調の良いとき嫌の良いときに、試してみると良いです!🐣🌱

 

 

 

今日はここまでにしますね!

次回は「実際に食べてくれたけど、べーと

口から出してしまった、、」というような

調理方法や、ご飯のあげ方の話をしていきます!また、完了食の次の段階、幼児食の話も少しして

いきたいと思います!🐾🐾

 

 

 

最後まで読んでくれて

ありがとうございました〜🧸❣️